富山県富山市の医療法人社団尽誠会 野村病院

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栄養部概要

栄養課

栄養部は管理栄養士、栄養士、調理師、調理員から構成されています。
2005年(平成17年)に新病院へ移転と同時に、オール電化厨房となりました。
これにより、安全な食事の提供、調理作業の効率化、衛生管理の徹底、快適な厨房環境の実現等が可能となりました。

調理には主にスチームコンベクションオーブンを使用し、冷却にはブラストチラーを用いています。スチームコンベクションオーブンは、スチーム(水蒸気)とコンベクションオーブン(熱風)の量を設定して調理を行う多機能加熱調理機器です。それぞれ単独で利用して「焼く」「蒸す」といった調理が可能で、同時に利用することで、「煮る」「炊く」「炒める」といった調理も可能な万能の調理器具です。ブラストチラーは、急速に食品を冷却する機器です。食品を急速冷却する事によって鮮度、味、風味、栄養価を逃さず、食中毒菌の繁殖も抑える事が出来ます。

調理した食事は、温冷配膳車を用いて提供しています。これにより、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく、適温で食べて頂けるよう努めています。また、衛生的に管理された食事を患者様へ提供しています。
栄養部では、患者様の心と身体が元気になるよう病態、栄養状態、摂食・嚥下状態など個々に合わせた安全・安心な美味しい食事の提供を心がけています。

当院では、栄養管理、給食管理、調理業務など全て直営で行っています。
当院は高齢の患者様が多く、のみこみに問題がある患者様には、食べやすい大きさに切ったりムース状に調理するなどして、食べやすさに配慮した食事を提供しています。また、病状に合わせてエネルギー制限食、塩分制限食などの治療食をご用意しています。
このほか、季節感を大切にし、旬のものを使用しています。また、目でも楽しめるよう色彩や盛りつけにも工夫し、食が進むよう考えています。

食事に対する患者さんや利用者さんのご意見、看護師や介護職員の意見については、毎月の給食委員会にて意見を聞き、献立にフィードバックしています。
栄養部は給食委員会の一員として参加し、こうした活動を通じてチーム医療の一翼を担っています。
栄養部では、採用希望の管理栄養士、栄養士、調理師、調理員の見学を随時受け付けております。見学希望の方は、ご遠慮なく栄養部までお申し込みください。