富山県富山市の医療法人社団尽誠会 野村病院

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医療法人社団尽誠会 野村病院はESG経営を推進しています ~中長期的に環境:Environment、社会:Social、ガバナンス:Governanceを重視する~

2023.11.17

2023年に開院56周年を迎えた医療法人社団 尽誠会 野村病院では、中長期的に次の50年を見据えて、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)について積極的に取り組む経営、すなわちESG経営を推進しております。

 

1)環境(Environment)

環境(Environment)に対しては、地球温暖化対策として温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするカーボンニュートラルが必要になってきます。
カーボンニュートラルに向けて、医療法人社団尽誠会 野村病院では2020年に各階共用棟及び東病棟において一般照明をLED照明へ切り替えました。また、2021年から2022年にかけて全病棟の空調設備を高効率空調設備へ更新しました。これらの取り組みにより、病院全体としてCO2排出量の削減に取り組んでおります。
また、医療法人社団尽誠会 野村病院では、フードロス削減によるCO2排出量の削減にも取り組んでおります。この一環として、フードロス削減BOX「fuubo」を2023年4月に導入いたしました。本来は食べることが可能なのにもかかわらず捨てられてしまうフードロスが発生するまでには、全ての過程でエネルギーの使用とCO2排出がされます。また、フードロスの焼却及び廃棄においてもCO2が排出されます。フードロス削減BOX「fuubo」を当院スタッフや患者・患者家族を含めた地域住民が使うことで、CO2排出量の削減に取り組んでおります。


2)社会(Social)

社会(Social)に対しては、地域の医療介護に貢献することはもちろんですが、医療法人社団尽誠会 野村病院ではダイバーシティ&インクルージョン宣言を行い、ダイバーシティ&インクルージョンを推進しております。
医療法人社団尽誠会 野村病院では特に女性が働きやすい職場づくりを推進しておりますが、本来は女性や男性といったジェンダーを問わず誰もが働きやすい職場づくりが必要と考えております。すなわち、男女共同参画推進の先にはダイバーシティ推進があると考えております。
医療・介護を取り巻く環境は加速度的に日々刻々と変化しており、その変化に対応するために、ダイバーシティの視点を重要視しております。多様な人材によって構成された医療・介護施設であれば、日々刻々と変化する医療・介護を取り巻く環境に対し、適切に対応することが可能と考えます。
また、医療法人社団尽誠会 野村病院では多様性を認めるのはもちろんですが、その上で多様性を受け入れてその能力が発揮できるようにすること、すなわちインクルージョンも推進しています。これにより、病院風土をさらに良い方向に変えていきたいと考えております。
医療法人社団尽誠会 野村病院ではダイバーシティとインクルージョンを推進し、多様なスタッフ誰もが輝き、そして活躍できる働きやすい職場づくりを目指しています。


3)ガバナンス(Governance)

ガバナンス(Governance)に対しては、コーポレート・ガバナンスとして医療法人社団尽誠会 野村病院グループの各施設において事業継続計画(BCP)を作成しています。
巨大地震や風水害等の自然災害が発生した場合においても、スタッフの安否確認と安全の確保に加え、医療介護事業を再開できる体制を早急に整え、地域社会への影響を最小限にする体制を構築しております。
また、医療法人社団尽誠会 野村病院ではコンプライアンス違反通報窓口を設置し、法人内の透明化を目指しております。また、コンプライアンスに関しては、ハラスメントや個人情報漏えい、SNSの不適切な発信等に対するスタッフ研修も実施しております。

医療法人社団 尽誠会 野村病院では、ESG経営を行うことで持続的成長と「地域から、そして医療従事者から選ばれる病院」づくりを行ってまいります。

 

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