慢性期病院と療養型病院の違いについて
2025.01.10
1)慢性期機能を担う病院を慢性期病院(病床機能報告制度における病床機能による分類)
2)病院の主な病床が療養病床である病院を療養型病院(医療法における病床による分類)
1)について
病床機能報告制度とは、一般病床・療養病床をもつ病院が、高度急性期・急性期・回復期・慢性期の機能から、自院の病棟が果たす機能を選択して病棟単位で都道府県に報告する制度です。
慢性期機能とは、長期にわたり療養が必要な患者を入院させる機能です。
一般に、慢性期機能を担う病院を慢性期病院といいます。
2)について
医療法において病院は、一般病床・療養病床・精神病床・感染症病床・結核病床の5種類に分類されます。
療養病床とは、主として長期にわたり療養を必要とする患者を入院させるための病床と定義されます。
一般に、病院の主な病床が療養病床である病院を療養型病院といいます。