富山県富山市の医療法人社団尽誠会 野村病院

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療養型病院・介護施設に入るには?選び方は? ~人を尊重する「シン・医療介護施設」について~

2025.04.30

人を尊重する「シン・医療介護施設」の特徴とは?

①患者・利用者ニーズに合わせたケアの提供

野村病院グループでは「私たちは、富山県内の医療・介護ニーズに応え、慢性期以降の患者・利用者の人生を支えます」をミッション (果たすべき使命・役割)として掲げています。
当院に転院されてくる方は複数疾患に罹患している高齢者が多く、それぞれの生活や社会背景も様々です。このため、多職種連携によるチーム医療が重要になってきます。
当院では、それぞれの方のニーズに応じて、摂食嚥下サポートチーム、栄養サポートチーム、排尿自立支援チーム、褥瘡対策チーム、認知症ケアチームなどが多職種連携によるチーム医療を行っています。 

②差額ベッド代なしで全室個室の療養環境

当院の部屋は全室個室であり、洗面台も全室に完備しております。
個室料金(差額ベッド代)はありません。
全室個室のため、基本的に患者・利用者同士の濃厚接触もありません。
当院では、地域の方々が多床室にありがちな余計なストレスを感じることなく、自宅同様プライバシーが守られた快適な空間で療養できることを重視しています。

③医療介護の連携体制と退院支援体制

野村病院では“治し支える医療”に対応できる医療介護連携体制を構築するため、野村病院内の4階に「介護医療院 尽誠会」があります。
また、グループ内には「白岩川有料老人ホーム」と「日方江有料老人ホーム」があります。
退院支援にあたっては「のむら居宅介護支援事業所」「のむら訪問介護ステーション」もサポートしています。

 

「人を尊重する経営」が実現する病院の改革と進化の軌跡 慢性期病院から「慢性期治療病院」へ
https://www.ricoh.co.jp/magazines/smb/casestudy/006336/

 

急性期病院では“治す医療”を提供し、専門特化した治療を行うため、夜間休日を問わず24時間365日体制で高度な検査や医療の提供を行います。
“治す医療”を提供する多くの急性期病院では、医療法により入院患者7名につき看護師1名が配置される7対1の看護体制を採用しています。急性期病院で治すことが可能だった方は、その急性期病院を退院していきます。

一方、急性期病院で治すことが困難で“治し支える医療”を必要とする方は、療養型病院である慢性期病院に転院することになります。
“治し支える医療”を提供する慢性期病院では、医療法により入院患者20名につき看護師1名が配置されている20対1の看護体制を採用しています。その他の人員体制も“治し支える医療”に合わせた体制となっています。“治し支える医療”を提供するため、必要な検査・治療・リハビリテーションは行いますが、急性期病院と同様の高度な検査や医療の提供はしていません。また、胸骨圧迫(心臓マッサージ)及び人工呼吸器装着等のいわゆる心肺蘇生も基本的には行いません。

野村病院グループでは、最期まで人を尊重する医療介護を提供しています。

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