富山県富山市の医療法人社団尽誠会 野村病院

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しくじり看護師 俺みたいになるな ~摂食嚥下障害看護認定看護師から学ぶ 仕事へのやりがい・モチベーション~

2025.05.21

S診療看護部長(摂食嚥下障害看護認定看護師)


社会人として歩みだしたころに在籍した病院では、医師とディスカッションしようとしただけで異質な人と思われ仕事へのやりがいやモチベーションも低下し、非常につらい日々を経験しました。また、特定行為研修を修了しても活用できずにいました。

一方、当院は、病院ミッションとして「私たちは、富山県内の医療・介護ニーズに応え、慢性期以降の患者・利用者の人生を支えます」を掲げ、それに向かって多職種連携によるチーム医療を展開しています。

私は摂食嚥下障害看護認定看護師として、摂食嚥下サポートチーム(SST)に所属しています。
医師、歯科医師だけでなく、同僚の摂食嚥下障害看護認定看護師や言語聴覚士、歯科衛生士、作業療法士、管理栄養士たちとチームで患者さん一人ひとりと向き合い、その人にとってより良い選択肢を提供できるようディスカッションしています。

また、金沢医科大学病院 摂食・嚥下センターの医師とも連携し、嚥下内視鏡カンファレンスでの診断と治療のディスカッション等により、最新の知見を取り入れつつ医療の質向上を目指していけることで仕事へのやりがいやモチベーションは大きく上がりました。

最後にひとこと、一緒にSSTでチーム医療を行える方は大歓迎します。

 

C診療看護部長(皮膚・排泄ケア認定看護師)


私はしくじっていませんが、かつて当院を病院見学をした際に「地域から、そして医療従事者から選ばれる病院」を目指して、多職種連携でチーム医療を推進し、医療介護の質を高めていくために動いているスタッフをみたことがきっかけで入職しました。

私は皮膚・排泄ケア認定看護師であり、褥瘡対策チームの一員として褥瘡予防や治療、再発しにくい療養環境を整えるために、医師、専任看護師、専任介護士、理学療法士、薬剤師、管理栄養士とともに多職種で連携しチーム医療を行っています。

ワークライフバランスを重視してくれているので、有給休暇の取得がしやすいところが当院の良い点ですね。 ほかにも「残業ゼロで働きやすい職場づくり」や福利厚生が充実しています。例えば、キッチンカーの利用補助や病院初の女性ヘルスケア応援自販機の導入、グループ内の源泉かけ流し温泉割引なんかもあります。 併設の介護医療院では、富山県下初となる介護医療院全室への見守りセンサー導入や介護記録システム導入、インカム導入と合わせて、積極的なデジタル化推進をするなど、あらゆる働きやすい職場環境づくりが行われています。

仕事へのやりがいやモチベーションは、職場環境によっても大きく変わってくると感じています。

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