“治し支える”という理念 ~慢性期医療と生活支援の両面から関わる富山県の療養型病院~
2025.06.11
療養型病院では、医療法により入院患者20名につき看護師1名が配置されている20対1の看護体制を採用しています。
このため、必要な検査・治療・リハビリテーションは行いますが、急性期病院と同様の高度な検査や医療の提供はしていません。
医療法人社団尽誠会 野村病院では、“治し支える医療”という理念のもと、慢性期医療に取り組んでいます。
野村病院の特徴について
①多職種連携によるチーム医療
当院に転院されてくる方は複数疾患に罹患している高齢者が多く、それぞれの生活や社会背景も様々です。このため、多職種連携によるチーム医療が重要になってきます。
当院では、それぞれの方のニーズに応じて、摂食嚥下サポートチーム、栄養サポートチーム、排尿自立支援チーム、褥瘡対策チーム、認知症ケアチームなどが多職種連携によるチーム医療を行っています。
②全室個室の療養環境
当院の部屋は全室個室であり、洗面台も全室に完備しております。
個室料金(差額ベッド代)はありません。
全室個室のため、基本的に患者・利用者同士の濃厚接触もありません。
また、プライバシーが守られた療養環境を提供しています。
③医療介護の連携体制と退院支援体制
野村病院では医療介護連携体制を構築するため、野村病院内の4階に「介護医療院
尽誠会」があります。
また、グループ内には「白岩川有料老人ホーム」と「日方江有料老人ホーム」があります。
退院支援にあたっては「のむら居宅介護支援事業所」「のむら訪問介護ステーション」もサポートしています。