摂食嚥下障害看護認定看護師が語る ~認定看護師になると? 認定看護師になるには? 療養型病院で働くとは?~
2025.06.12
Q:認定看護師になるとどういう働き方になるんですか?
A:医療法人社団尽誠会 野村病院では摂食嚥下障害が疑われる患者様に対し、医師・歯科医師・看護師・言語聴覚士・作業療法士・理学療法士・歯科衛生士・管理栄養士で構成された摂食嚥下サポートチームがアプローチし、多職種連携によるチーム医療を実践しています。
このチームの中で2人の摂食嚥下障害看護認定看護師も活動しています。
スキルを活かしながら慢性期以降の患者さんの人生を支えています。
Q: 認定看護師になるにはどうしたら道が開けるんですか?
認定看護師になるには、下記のように段階的に①~⑥へ進む必要があります。
①日本国の看護師免許を有すること
②看護師免許取得後、実務研修が通算5年以上あること(うち3年以上は認定看護分野の実務研修)
※医療法人社団尽誠会 野村病院はA過程・B過程共に実務研修受け入れ可能です
A課程 摂食・嚥下障害看護認定看護師実務研修施設一覧(医療法人社団尽誠会 野村病院は摂食・嚥下障害看護認定看護師実務研修施設です)
B課程 摂食嚥下障害看護認定看護師実務研修施設一覧(医療法人社団尽誠会 野村病院は摂食嚥下障害看護認定看護師実務研修施設です)
③認定看護師教育機関入学・修了
A課程認定看護師教育機関:特定行為研修を組み込んでいない認定看護師教育機関(※2026年度をもって教育を終了します)
B課程認定看護師教育機関:特定行為研修を組み込んでいる認定看護師教育機関(2020年度から教育を開始しています)
④認定看護師認定審査
⑤認定看護師認定証交付・登録
⑥5年ごとに更新(書類審査)
Q:療養型病院で働くというのはどうなんですか?
A:医療法人社団尽誠会 野村病院では、フラットな組織で専門性の異なる職種が連携しながら診療を行う、多職種連携によるチーム医療を推進しています。
入院されている患者さんは複数疾患に罹患している高齢者が多く、それぞれの生活や社会背景も様々です。このことも多職種連携が重要な理由です。
当院では、摂食嚥下サポートチーム(SST)、PICCチーム、栄養サポートチーム(NST)、排尿自立支援チーム(CCT)、褥瘡対策チーム(PUT)、認知症ケアチーム(DCT)などが多職種連携によるチーム医療を行っています。