慢性期医療への取り組み ― 医療と生活の両立を支える療養環境 ―
2026.01.22
医療法人社団尽誠会 野村病院は、慢性期医療を担う病院として、患者さん一人ひとりの状態や価値観に寄り添いながら、治療・看護・介護・生活支援を総合的に提供しています。
高齢化が進む中で、医療と生活の両立をどのように支えていくかは、慢性期医療における重要な課題のひとつです。
当院では、医師・看護師・リハビリ職・介護職・管理栄養士・薬剤師など多職種が連携し、日常生活の質(QOL)にも配慮した療養環境づくりに取り組んでいます。
医師が常勤する病院としての医療体制
当院は医療機関として、医師が常勤し、患者さんの状態変化に応じた診察・治療・指示を行っています。
- 慢性疾患の医療管理
- 誤嚥性肺炎や感染症などの内科的治療
- 心不全・呼吸器疾患・消化器疾患への対応
- 胃ろう・中心静脈栄養などの医療的ケア
- 終末期における緩和ケア
患者さんの病状やご希望に応じて、必要な医療を院内で継続的に提供できる体制を整えています。
多疾患併存に対応した総合的な慢性期医療
高齢者医療では、複数の疾患や合併症を同時に抱えるケースが少なくありません。
当院では、内科を中心に循環器・消化器・呼吸器などの診療分野に対応し、一人ひとりの全身状態を踏まえた医療管理を行っています。
特定の疾患に限定せず、患者さんの背景や生活状況も考慮しながら、総合的な視点で慢性期医療に取り組んでいます。
生活の場としての療養環境づくり
当院では、「病院である前に、生活の場である」という考えのもと、療養環境の整備にも力を入れています。
• 差額料不要の全室個室病棟
• 清潔で落ち着いた療養環境
• 面会しやすい雰囲気づくり
• ICTや機器の活用による業務効率化
患者さんが日々を穏やかに過ごしていただけるよう、環境面・運営面の両面から改善を重ねています。

終末期医療と看取りへの対応
当院では、病状やご本人・ご家族のご意向を踏まえながら、終末期における医療やケアにも対応しています。
治療の継続だけでなく、苦痛の緩和や尊厳への配慮を重視し、多職種で話し合いながら支援方針を決定しています。
最期まで、できる限り安心して療養していただける環境づくりを大切にしています。

地域医療・介護との連携
当院は、地域の医療機関・介護施設・訪問看護ステーション・ケアマネジャー等と連携し、患者さんの入退院や在宅復帰支援にも取り組んでいます。
病院完結型ではなく、地域の医療・介護資源と連携しながら、切れ目のない支援を目指しています。
医療法人社団尽誠会 野村病院は、慢性期医療を担う病院として、医療と生活の両立を意識した療養支援に取り組んでいます。
患者さんの状態やご希望は一人ひとり異なります。
当院では、その方にとって無理のない療養のかたちを、 ご本人・ご家族とともに考えていくことを大切にしています。

よくあるご質問(FAQ)
― 療養の場を検討されているご家族の方へ ―
(野村病院グループ:野村病院・介護医療院尽誠会・白岩川有料老人ホーム・日方江有料老人ホーム)
Q1. 医療対応が必要な状態でも入所・入院できますか?
野村病院グループでは、医療機関である野村病院を中心に、医療的ケアが必要な方にも対応しています。
慢性疾患の医療管理、誤嚥性肺炎・感染症などの内科的治療、胃ろう・中心静脈栄養などの医療的ケア、終末期医療や緩和ケアにも対応しています。
ご病状や医療依存度に応じて、野村病院・介護医療院尽誠会・有料老人ホームの中から、適切な療養の場をご提案しています。
Q2. 急に体調が悪化した場合はどうなりますか?
野村病院では医師が常勤しており、入院中の診察・治療・指示を院内で行っています。
体調変化があった場合には、看護師が状態を確認し、必要に応じて医師が対応します。
症状や状態に応じて、院内での治療継続や療養環境の調整を行っています。
Q3. 終末期でも、最期までここで過ごせますか?
当院グループでは、ご本人・ご家族のご意向を踏まえながら、終末期医療や看取りへの対応を行っています。
治療の継続だけでなく、苦痛の緩和や尊厳への配慮を重視し、多職種で支援方針を検討しています。
病状やご希望に応じて、最適な療養の場をご提案しています。
Q4. これまで診てもらっていた主治医や、ケアマネジャーとの関係はどうなりますか?
これまで関わっていた主治医やケアマネジャーと、必要に応じて情報共有を行い、これまでの医療・介護方針を尊重するよう努めています。
入院・入所後は、野村病院の医師やグループ内の多職種が中心となって、継続性のある医療・ケアの提供を目指しています。
Q5. 医療的ケアが多い状態や、複数の病気がある場合でも対応できますか?
当院グループでは、医療的ケアが必要な方や、複数の慢性疾患を併せ持つ方の療養にも対応しています。
呼吸器疾患、心疾患、神経疾患、認知症など、一つの病気に限らず、全身状態を踏まえた総合的な医療管理を行っています。
一人ひとりの状態に応じて、医療と生活の両面から支援を行っています。
Q6. 施設と病院、どちらを選べばいいのか分かりません。
ご本人の病状、医療依存度、介護度、ご家族のご希望などによって、適切な療養の場は異なります。
野村病院グループでは、病院・介護医療院・有料老人ホームを運営しており、状態に応じて療養の場を調整することが可能です。
まずはご相談いただき、現在の状態やご希望をお聞かせください。
Q7. 費用が心配です。高額になりませんか?
野村病院では、医療保険・介護保険制度に基づいた費用体系となっています。
差額料不要の全室個室病棟を整備しており、療養環境と費用面の両立に配慮しています。
有料老人ホームについても、入居費用・月額費用について事前にご説明しています。
制度やご状況に応じた概算費用について、お気軽にご相談ください。
Q8. 面会や家族の関わりはどの程度できますか?
面会については、感染対策等を踏まえながら対応しています。
ご家族との時間を大切にできるよう、可能な範囲で面会しやすい環境づくりに取り組んでいます。
面会は、リハビリテーションや入浴の時間帯と重ならないよう配慮し、日常のケアや療養の妨げにならない形で設定しています。
Q9. 入院・入所までの流れを教えてください。
まずは、地域医療連携部(076-478-3011)までご相談ください。
現在のご病状や介護状況をお伺いし、必要書類や手続きについてご案内します。
状況に応じて、見学や面談のご案内も可能です。
Q10. どんな人に向いていますか?
野村病院グループは、
• 医療的ケアが必要な方
• 慢性疾患や多疾患併存の方
• 終末期の療養を検討されている方
• 在宅療養が難しくなってきた方
• 施設と病院のどちらが良いか迷っている方
など
に向けて、医療と生活の両立を支える療養環境を整えています。



